気づけば

探偵になって2ヶ月経ちました。

 

相談者と面談をしたり、実際の調査を行ったり、それっぽい事をしてます笑

 

今、初めて自分1人で受け持った案件を進めています。

 

初めての案件だから頑張ろう!!とかじゃなくて。

 

初めて1人で面談をした彼女の顔が忘れられません。

 

当然、相談者としてです。

 

誰しも人は誰かに傷つけられ、知らずに人を傷つけているものです。

 

色々な正義があるのはわかってる。

 

でも、だからこそ自分が関わる一面が正義だと信じるしかない。

 

色々な調査依頼があります。

 

でも、ほとんどというか全てが浮気調査です。

色恋です。

 

男女の強欲に驚かされます。

 

しかも、その対象は決して若くもありません。

 

40代、50代がそれです。

 

まだ30代の私には、と言っても私はその領域ではありませんが。

 

私は独身で、色々な事が欠陥している人間です。

 

それを前提とした上で、彼ら彼女らの色恋が理解できません。

 

相談者の悲しみや悲惨さは伝わります。

 

でもどこかで、なぜ?という疑問すら感じます。

 

浮気される事が悲しいですか。

 

相手にされない事が不安ですか。

 

あなたは1人では生きてはいけないのですか。

 

色々な矛盾を感じながら、とにかく探偵として生きていく事からは逃げません。

 

夜中から遠出して対象者の車両にGPS装置を取り付けたり、日曜日をほぼ使って張り込みをしたりします。

 

でもそれが面白いんです。

 

非日常なんです。

 

しかも、この世は弱っている人が多い。

 

自分も含めて。

 

その対象を相手に求める人は、何かに依存する。

 

その依存の1つが探偵。

 

だから探偵という職はなかなか消えないと思う。

 

忍者と一緒だよね。

 

忍ぼう!!