3.11。
です。
あの日の事は俺も 鮮明に覚えてる。
営業車の中で話しを聞いて、笑った。
でも、その後テレビで映像を観た俺は、自分の笑いを後悔した。
沖縄に居た俺には地震、津波の体感は無かったものの、それらが齎した被害の大きさ・悲惨さは俺の想像力を遥かに超えた。
SF映画、アクション映画を感情移入が出来ない為観ないという俺の価値観はもろに崩れ去った。
でも、あくもでもブラウン菅の向こう側の話しでもあった。
(どんなに技術が進んでも、やはりテレビに映る向こう側はブラウン菅の向こう側だ)
人間は当事者にならなきゃ、本気になれない。
その後の俺の暮らしには特に変わりは無かった。
でも、あの日から5年を迎える俺は、今東北にいる。
決して、当事者とは言えない。
でも、今、俺の人生の俺の時間を使って、今、俺の体で向き合っている。
不思議な事だ。
1年前、この日を福島で迎えた。
今年は、休暇を取って今東京にいる。
東北復興に直接関わっている俺だから、言ってもいい事があると思う。
東北、甘えてんじゃないよ!!
保証金、補助金にすがってるだけだろ!!
被害者面した金の亡者達。
車のローンがあるから、あと1、2年は保証金が欲しいだぁ?
死んじまえ!!
日本中、世界中から、どれだけの人がどれだけの金が東北に行ったと思ってるんだよ!!
東北の復興を本気で思っているなら、まずはおまえらがもっと強くなれよ!!
他の人には想像できない悲しみ、辛さを経験したかもしれない。
でも、今という時間の中ではみんな同じだよ。
何でもかんでも、被害者面してんじゃねーよ!!
本気で復興に向けて動いている人達もいっぱいいる。
その中で、違う方向を向いている人達がいれば、案外目立つもんだよ。
俺もこの1年で、たくさんの東北の人と関わる事が出来ました。
いい人、尊敬する人、いっぱいいます。
だからこそ、クレーマー、自分の事しか考えてない人、死んじまえ!!
5年を迎えた今年。
これからはもっと踏み込んだ復興支援をしなくてはいけない。
誰かに頼るのでは無く、誰かに期待するのでは無く、自分が当事者になって何かを始める事。
そして、弱い人は淘汰されていくべき。
一人一人が当事者になれば、少しは幸せを感じる人が増えるかもしれないね。